Racial Culture  スェーデンの民俗文化

民俗音楽・民俗舞踏

ここでは先住民族であるサーメ人(ラップランド人=現在は差別用語となっている)の文化については、私の専門外なので記述致しません。また、歴史的な事、技術的な事についても掘り下げて行くと長文になりますので、概略的に述べて行きたいと思います。

北欧に限らず、民俗音楽と民俗舞踏は切っても切れない関係にあり、現在でも民族芸術の宝庫と言われるダーラナ地方やヘルシングランド地方では、大げさに言えば民俗音楽を演奏出来るか、民族舞踏を踊れないと話の輪に入れない。従って、この二つの地方で開催されるフォークロア-フェスティバルの数は、他の地方よりも群を抜いて多い。

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だから本物の夏至祭を見たければダーラナに行けと言うのは満更嘘ではない。その中でもレークサンドLeksandの夏至祭は、最大の物と言われているが、これはあくまでもショー的な要素が強く、各村の路地で行われる夏至祭の方が、楽しいし自分も参加した気分になれるのでお奨めする。

だから本物の夏至祭を見たければダーラナに行けと言うのは満更嘘ではない。その中でもレークサンドLeksandの夏至祭は、最大の物と言われているが、これはあくまでもショー的な要素が強く、各村の路地で行われる夏至祭の方が、楽しいし自分も参加した気分になれるのでお奨めする。

その功を奏してか、70年代に入ると子供から老人に至るまで、この種のサークル活動に列が出来るほど盛り上がりを見せる。家族ぐるみで演奏に或いは踊りにと、そのような光景が至る所で見られるようになった。第二次大戦後の猛烈なモダニズムに押し潰されそうになった伝統文化の見事な復活である。

他方、同じくこの種の活動が盛んなノルウェーでは、資料らしい資料がほとんど無い。両国間の交流がこの分野ではとても盛んだが、ノルウェー側の資料が少ないため、スウェーデン人は現地まで赴く事も屡である。その訳は簡単である、ノルウェーの場合、伝統文化の継承が途切れることなく親から子、子から孫へと脈々と伝えられていると言われ、音楽や踊りが生きた形で伝えられているから資料の必要がないのである。

他方、同じくこの種の活動が盛んなノルウェーでは、資料らしい資料がほとんど無い。両国間の交流がこの分野ではとても盛んだが、ノルウェー側の資料が少ないため、スウェーデン人は現地まで赴く事も屡である。その訳は簡単である、ノルウェーの場合、伝統文化の継承が途切れることなく親から子、子から孫へと脈々と伝えられていると言われ、音楽や踊りが生きた形で伝えられているから資料の必要がないのである。

一般的にスウェーデン人は、ポーランド人を親戚か兄弟と見ているところがある。17世紀東ヨーロッパを支配した大スウェーデン時代に、スウェーデンはポーランドから色々な文化を持ち帰っている。当時のポーランドは、文化の先進国であり音楽、舞踏共にヨーロッパをリードしていた。ワルツ、ポルカ、マズルカ、メヌエット等々ポーランドが発祥の地である。そして、生きたゴールド、つまり当時のスウェーデンには珍しかった、ブロンドのポーランド女性も連れて?帰ったのである。いまでこそ、北欧の人間のイメージは、背の高い金髪と思われているが、実はそのルーツはポーランドにあった。従って、スウェーデン人にとってポーランド人は血のつながった親戚なのである。

話は戻るが、ポルスカの普及の分布は北は南ラップランドから南は中央スウェーデン南部までだが、ハンブシュカをポルスカに数えた場合は、南のスモーランドも入る事になる。しかし、何と言ってもポルスカの本場と言われるのはダーラナ地方、それもシリアン湖周辺の地域が最も盛んに踊られている。名演奏家の数も非常に多いのがこの地域。三大ポルスカに数えられる、ボーダ・ポルスカ、ビングシュー・ポルスカ、オッシャ・ポルスカは、ポルスカを習いたいとする人達の憧れの踊りである。一見簡単そうに見えるこれらの踊りは、シンプルであるが故にステップの誤魔化しが利かない。感性そのもので踊るため、パートナーと息が合わないとバランスを崩す非常に難しい踊りと言える。しかし、一度パートナーと息が合った時は、まさに快感そのもの、桃源郷の世界である。

ポルスカの踊りの数は多いので、全てをマスターする事は相当な努力が必要だが、ポルスカの踊り手として認められるためには、上記の3つに加え、ハンブシュカ、ソルムランドのスレング・ポルスカ、ウップランドのボンド・ポルスカ、ノルウェーの踊りに非常に影響を受けたポルス或いはベステルダーラナ・ポルスカをマスターする必要がある。

次回は、エンゲルスカ、フォークダンス、ギレダンス、ソングレーク、ガンマルダンスについて触れて見たい。

たたむ

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